日本人の大抵の人がカレーが好きだと思う。逆にカレーを嫌いな人のが稀だ。
僕自身も人並みにカレーが好きで、スパイスカレー発祥の地大阪でスパイスカレーに出会って以来、いろんなところにカレーを食べに行っている。
昨今ではカレーブームもあり、至るところで創意工夫がおどこされたオリジナルのカレーが作られている。
僕が住んでいる愛知県でもカレーを提供するお店は増えている。
しかし、そんな中他の新店の追随を恐れない唯一無二のカレー屋が名古屋には存在する。
今回は、カレー幸の紹介です!!
カレー幸は名古屋千種区の名電高校の近くにあるカレー屋である。
店の外見からして、歴史を感じます。あのイチローもよくここに通っていたとかいないとか。
初見の人にとっては営業してるのかしてないのか判断しづらい。扉のところに営業中の札があれば営業しているので物怖じせず扉をあけよう。
店内に入ると、見える範囲にテーブルが5つくらいある。色褪せた店内は昔ながらというか、他の飲食店では今時味わえない趣がある。
メニューが貼り付けられているので、こちらを見て注文する。
今時ありえない衝撃のコスパ…!!
一番高くても1000円もしないのは学生や貧乏サラリーマンには非常にありがたいものである。
写真はカツカレー大盛り、サラダ付き。490円也。福神漬けではなく紅生姜がついてくる。
一見普通のカレーのように見えるが、一口食べれば衝撃を受けるだろう。一言で言えば甘口の欧風カレーと言えるかもしれないが、絶妙な旨味が口に広がりなんとも食べやすいカレーなのだ。スパイスカレーのスパイスの効いた感じや身体に良さそうな感じも大好きなのですが、やはりカレーはガッツリ食べたいもの。シンプルにこういうのが美味いのだ。
食べ進めていると、おばちゃんが声をかけてくださりカレーを追加してくれるのだ。追いカレー無料。ただでさえ安いのになんという優しさだろうか。
僕はたまにしかいけないが、行ってみた感じここには常連の人が多いみたいだ。
近所の人や学校の先生が来ているのを目にした。そして当たり前のようにおばちゃんと話すのだ。僕がいる間で4、5人は来ただろうが、みなおばちゃんと普通に会話する。
僕も営業や接客の経験はあるが、ただ対応するだけが接客とは言えない。ここのお店のように何度も足を運んでもらって、自然と会話をする、それが出来て初めて接客と言えるのではないのか。
何度も足を運んでくれるのは居心地がいいからだ。
ただ「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」では通じない人とのコミュニケーション、真の接客がここにはある。
スパイスカレーが流行り、インスタ映えなどお洒落な感じが求めれられる昨今、昔からのスタイルを貫きお客さんに愛されるカレー屋幸。
また食べに行きたいと思わせるカレー。
そしてカレーのうまさだけでなく、雰囲気から人、食事、趣など感じて欲しいお店である。
〒464-0071 愛知県名古屋市千種区若水3丁目5−27
営業時間11:30〜14:00
不定休
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