【失敗談】間借り営業をやってみた理想と現実、対策と考察

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料理が得意で、自分でもお店をやってみたい!!

趣味でコーヒーを淹れていて、誰かに提供してみたい!!

そんな想いを抱いている人が結構いるかと思います。

そしてここ数年、コロナを経て飲食業界も変化しています。

マルシェ などに出店する人、キッチンカーが増えたりしました。

そして、最近では「間貸し」する店舗も増えています。

今回は実際に間借りをやってみた、結果や考察、対策などを紹介していきます!!

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結論

僕は約5ヶ月ほど間借りしてみて、売上5000円を超える日はありませんでした。

このまま継続しても苦しくなるので、一旦止めることにしました。

失敗したと感じました。

間借り概要

・商品

コーヒーをメインにそれにあわせたスイーツを提供。

ハヤシライスを作ったりもしました。

・場所

ゲストハウスのバースペース

時間帯

毎週月曜(不定期で土日などもやったりしました)

昼過ぎ 14:00~19:00(バー営業がない日は21:00までやってました)

毎週月曜を固定でやり、空きがあれば他の日も借りて営業してました。

失敗の理由

間借り営業が失敗した理由をいくつか考えてみました。

  • 立地
  • 商品
  • 時間帯
  • 集客

立地

まず立地が、その地域の中心地から少し外れたところにあり、人通りがまばらでした。

ゲストハウスということで、お客さんは誰かしらいると思いましたが、旅行客がメインですので外出してしまって、日中は誰もいない状態でした。

建物自体も外観から、なんの建物かの認知が低かったようで初見ではなかなか入りづらそうでした。

商品

コーヒーをメインとしてやりたかったが、やはり単価が低い、かつインパクトがない。

スペシャリティコーヒーといえど、コンビニや自販機でもコーヒー自体は買えてしまうのでお店でやるには付加価値が必要。

味は大前提として、SNSで映えるようなわかりやすく、馴染みやすいインパクトのある商品が必要だと感じました。

時間帯

14:00〜19:00という中途半端な時間でやってました。ランチタイムに提供するような商品を用意してなかったこと、またそれ以前の時間帯はゲストハウスの掃除をしていたので営業ができませんでした。

平日のブランチタイムは人通りが少ないところでは厳しいところがあります。

集客

いろいろ問題はありますが、集客が全然できませんでした。人が来ないことには営業が成り立ちません。

スポットでの営業になると、まず知り合いか、人づてに来てもらうことになるので時間帯が合わないと難しいです。

何より新規のお客さんを迎えるのがかなり難しいと感じました。

間借りで成果を出すには

間借りで成果を出すにはどうすれば良いか考えてみました。

  • 商品の選定
  • 集客
  • 時間帯

を重点的に考えるべきだと思います。

商品の選定

間借りですと、大体がスポット(週一とか)での営業になるかと思います。

なので一目でわかりやすい商品がいいかなと感じました。

個人的に常にある程度売れてる感じがするのはカレーとかですね。

また飲食の場合は回転率を考えなければならないので、そこも含めて商品を考える必要があります。

集客

これは1番と言っていいほど大事です。

SNSでの発信はもちろん、友人、知人にも協力してもらうといいでしょう。

始める前からしっかり告知を重ねていきましょう。

間借り先の人に告知や宣伝をしてもらったり、間借りと同時進行でマルシェ などにも顔を出して認知してもらえると集客につながるかもしれません。

あとGoogle マップに載せれると、周辺エリアの人に検索されやすくなります。

外観も大事なので、看板や写真などを用意して外から一目でわかる工夫が必要です。

時間帯

時間帯は断然ランチがオススメかなと思いました。

もしくはランチを含めてブランチも営業。

ランチタイムのみなら品数を絞りつつ、回転重視になります。

夜はアルコール提供する既存のお店が強いです。

夜営業やアルコールを提供するのであれば、曜日選びや場所も重視する必要があるかなと思います。

傾向と対策

間借りを営業を経験してみて今後の傾向と対策を考えてみました。

  • 目的を再確認する
  • 方法を変える
  • 場所を変える

目的を再確認する

商売をする上で間借りは「手段」の一つだと考えています。

間借りをやるのは、開業前に確認を兼ねて試験的に行ってみたり、次の集客につなげる手段に過ぎません。

本来自分がどういったことをしたかったのかを再確認して、続けるなり次のステップに進んだりしましょう。

方法を変える

間借りはあくまで手段の一つなので、出店方法や販売方法を変えるのもありだと思います。

間借り営業を経験することで自分の商品に向いている販売方法に気づくかもしれません。

マルシェ 、キッチンカー、オンラインショップ、卸販売など。

場所を変える

立地は環境要因で自分ではどうすることもできません。

なのである程度やってみて、厳しいようなら場所を変えるのアリかと思います。

間借りを始める際の注意点

飲食経験者でない方へ注意点として、

  • 準備
  • 店舗業務
  • 事務作業

それぞれ分けて紹介しようと思います。

準備

飲食をやるとして、例えばコーヒーとスイーツでやるならば、

  • 提供する商品の確立、材料調達
  • 仕込み
  • 提供する際に必要な食器類の用意
  • 間借り先で使用出来るもの、ルールなどの確認

提供したい商品があったとしたら、材料を調達し、仕込み、当日に提供という流れなんですが、

原価計算、仕込みや提供までにかかる時間などを考慮すると良いでしょう。

材料費や仕込みなど労力、そしてお客様への満足度などを考えて価格設定しましょう。

また間借り先で使えるもの、ルールなどを確認しておきましょう。

使用料、食器類、調理器具、水や氷、後片付けなど。

食器類や調理器具は借りられるならば自身で用意する必要はありませんが、間借り先にないものは自身で用意する必要があります。

使用料、片付けなどよく確認しておきましょう。間借り先と友達のように仲良くて気楽に始めようとしても、後から請求されたり話の食い違いがるとトラブルに発展しかねます。

金銭が絡むものは気をつけましょう。

店舗業務

間借り当日のオペレーションですね。

  • 開店準備
  • 入店から退店までの流れ
  • 商品提供までの流れ
  • クローズ

当たり前ですが飲食をやるのであれば、料理を提供する意外にも店内美化や接客などもあります。

もし一人でやるのであれば、すべて自分でやることになるで事前にオペレーションの効率化や状況対応をシミュレーションしておくと良いでしょう。

お客様は反応や対応がないと、不信感を募らせてしまうので全体を視野に入れて動きましょう。

事務作業

飲食は店舗業務以外にも時間を要します。

主に金種管理や集客などです。

これも当たり前ですが、売上の計算や告知など。

やりたいことといえど、こういった細かい作業も含まれてることを忘れずに楽しみましょう!!

その他

僕は一人でやっていましたが、複数人でやる場合

  • オペレーション
  • ポジション
  • 売上配分

上記の3つを明確にし共有しましょう。

僕自身、個人の間借りとは別で、複数人で喫茶企画をやっています。

試験的にやっているものですが、それぞれの認識や行動量の差などを感じてしまうことがあります。

複数人でやる場合は、チームとしての意識、目的を明確にして話し合って動くと良いでしょう。

まとめ

以上間借り営業失敗談でした。

あくまで個人的考察ですが、少しでも誰かの参考になれば幸いです。

今回の失敗を踏まえて今後も動いていこう思います!!では。

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