ハンドドリップを行う際にコーヒー豆をフィルターにセットし、お湯を注いでいくのですがよくどこのレシピにも少し注いで20〜30秒くらい蒸らすと書かれています。
なぜいきなり注ぎはじめずに蒸らす必要があるのか、今回はその辺について詳しく紹介していこうと思います!
コーヒー抽出における『蒸らし』工程は、豆と湯を馴染ませるための大事な作業です。
コーヒー豆の表面は、目に見えない小さな穴がたくさん空いており、初めから一気に湯を注いでしまうとその穴から空気が抜けず、十分な抽出ができなくなってしまいます。
そのため、先に少量の湯で馴染ませ、豆表面の小さな穴にもしっかりと湯が行きわたるようにする作業が『蒸らし』という工程です。
よく蒸らしの時に膨らんでいるのを見ると思いますが、あれは豆に含まれている空気が抜けるため膨張しているのです。深煎りの豆ほど膨らみやすく、浅煎りだとそこまで膨らみません。
大体どこのレシピにも載ってる平均時間は30秒くらいです。
ハンドドリップは一杯抽出するのに2分半〜3分くらいで抽出するのが一般的です。
と言うのもお湯を注ぎはじめてから、時間の経過とともに抽出される成分が変化していきます。
ざっくり言うと最初の方は酸味が多く抽出され、次に甘み、最後の方に雑味となります。
なので蒸らし時間が短いと酸味が多いコーヒーになりがちで、蒸らしが長いと抽出時間が長くなるので雑味が出やすくなる傾向にあります。
蒸らすの最適なお湯の量はコーヒー豆の量の約2倍くらいを注ぐの目安にするといいと思うます。
上記で説明したように多くても、少なくても空気が抜けなかったり、酸味が強く出てしまいますので大体コーヒー豆の量の約2倍くらいのお湯の量が適量だと思います。
上記で説明したように多くても、少なくても空気が抜けなかったり、酸味が強く出てしまいますので大体コーヒー豆の量の約2倍くらいのお湯の量が適量だと思います。
以上ハンドドリップにおける蒸らしの重要性について紹介していきました。
ハンドドリップはお店によってレシピが違ったり、バリスタによっても味が変わると言われるのはこういったいくつかの要因があります。いくつかのレシピを参考にして自分なりの注ぎ方を見つけるのもいいですし、豆を購入したお店でレシピを聞いて実践してみるのもよりお店の味を再現できると思います。
自分あった煎れ方を見つけて、美味しいコーヒーをいただきましょう。では。
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